勝ち星
冷たい雨の降りしきる東京です。
こんな日は不用心にも心の御簾を上げがちなので気をつけようと思います。
どうも雨と満月に弱い六条です。(意味不明)

昨年6月から息子剣道をはじめまして。
威勢よさそうですが、案外軟弱者の息子ですので、どちらかというと、精神修行の一環としてです。

試合でも、重い防具にふらつく体で、一体どこを向いているかもわからなくなって、相手に後ろからポコチ!と面を打たれる姿は、間抜けだったりします。

そんな息子を迎えにいくと、稽古は終わっていて
いつもながら、のんびりとまだ着替えも途中のままお喋りしているのでした。
傍に行って、「ん、もう!」と言おうとした口を塞ぐように、目に入ったのは、横に置かれたカップ。
カップは持ち回りのため沢山のぺナントリポンがかかっています。
誰か忘れたんじゃない?と聞けば
「ボクのだよ。今日水曜杯で3位になれたんだよ!」と答える息子。
水曜杯というのは、月一度開かれる教室内での試合です。

え〜〜!!あなたが?
私は周りも気にせず、彼を抱き上げ、振り回し、頰ずりをして褒めまくりました。
よかったねー。えらかったねー。(涙)
それから、2年生3年生の先輩の手を次々とって「先輩のお陰です。」と握りお礼を言う母。
みっともない!と主人にたしなめられて我にかえり、そこに座りこみました。
母の猛烈な祝福に 
そのときの様子を話してくれる息子。

「ボクね、貰うとき、これは夢じゃないよね..
 ほんとだよね..と思ったら少し泣けてきちゃったんだよ」

言いながらも目を潤ませる大袈裟な感情表現は母ゆずり。

e0121710_14212215.jpgしかし、、よくよく聞くと、これは糠喜びで、
試合は初心者6人のリーグ戦で一勝三敗一引き分けでの三位だったのです。
たった一勝しかしてなかったのです。
主人はそれで、3位になれるのか?と計算をはじめました。
しかも相手は幼稚園の子ばかり。
横で見ていたその幼稚園児が
「ボクなんか3回もらったよ」なんていっている。
喜びすぎっちゃった自分が少し恥ずかしい。
それでも
胴をきめたんだという息子に
それは凄いね、面が防御できなくなるから恐いと思うよ。とお父さん。
お世辞の無い父に褒められてどれほど嬉しかったでしょう。

その朝息子は、下手だしやめようかな..なんて落ち込んでいたのだけれど
言った事もどこかへ吹き飛んでしまったようでした。
「次は2位をめざすぞ!」

たったひとつの勝ち星、
小さな成功体験は、大きく彼を勇気づけてくれるものでした。
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by rokuzyo38 | 2011-02-28 14:13 | 子育て

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