浅間温泉の宿
浅間温泉に予約していた宿に着いたのは夕暮れ時でした
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建物の外観は普通でした
玄関に入るとフロントには誰もいなくて..しばし待っていたら年配の女性がでてきて 部屋へ案内されました
昭和の初期を思い起こされるような古い造り
迷路のような廊下を何度も曲がって行きました
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中庭は枯山水
しかし水がないだけではなく 草木が枯れて荒れ放題
その庭を囲む窓は木枠で 網戸もないのに 開け放してありました
廊下の床をキシキシいわせ乍ら 後をついていく私たち
途中見た 共同の水場の古いタイル  
磨りガラスの扉に「食堂」と書かれた部屋には  昔の学校の実験室のような机が何台かおいてあるようでした
壊れたコーラの瓶の自販機..
刑務所の独房のような 低いドアが行儀よくいくつも並んでいるのは 何の部屋でしょう...
外観は 四角いのに 中から見るとあちこちに凹凸のある建物
所々 あとで窓が塞がれたらしい コンクリートの壁
雨の染みだらけの 窓枠
天井のカビ

汚いタイルのお風呂はさらに愕然としました
「殿方」「御婦人」と表札のようなものがとりつけられた脱衣場の薄気味悪さ

そして 何度も曲がりくねった 一番奥が 私たちの部屋でした

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思わずハンカチで口を覆いました
なんともいえない異臭がするのです
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写真に撮ると何故これほどキレイに写ってしまうのでしょう
現実を伝えきれてません(苦笑)

この部屋は角で 回りがぐるりと 縁側のような造りなのです
多分ここが この旅館の最上級のお部屋なのだろうとおもいました
しかし...西日に照らされたそのガラス窓の汚さ
何年も窓を拭いていないように 外側が汚れているのです
更に ガラス障子も 真っ白に曇っていました

たすけて....

救いはトイレが超最新式だったこと
新しく付け足された檜の露天の家族風呂に(空いていれば)入っていいといわれたこと

もしこれがなければ ワタシはお風呂に入ることはなかったと思います
一人で部屋に残されるのもこわい....

ペコペコで到着しましたから 食事はすぐにお願いしました

それから20分くらい経って歯の抜けたさっきの女性が咳をしながらやってきて食事を知らせてくれました..(遠い道のりを呼びにきます)
案内されたのは さっきの独房でした

大広間を細かく仕切って作られたようでした
食事は...一通り整って見えましたが.. 何一つ気合いが感じられません
だいたい板さんがいるような様子もありませんものね
でも 私はご飯だけでも 食べられますから おヒツのご飯をよそいました
.....??
うっ.....
糠臭い....  ボソボソして とても 食べられません(涙)

「帰りたい..」思わず主人にこぼしてしまいました

あとで 外のおそば屋さんへ連れていってもらったので お腹のほうはなんとか満たされましたが 寝ることもこわい....

じゃらんの自己紹介には「ノスタルジック」と書かれてました
物は言いようですね(涙)

私の頭の中は
「青春の門」「心中」「連合赤軍」「アジト」 「粛清」.. そんな言葉が渦巻いてました
ノスタルジーどころか エレジー以外感じる物はありません

昨日夜中に記事を書いていて どうしてもここの部分を書けなかったのは 写真を見るのも怖かったからです

朝ここを出る時 どんな顔で出るのだろうと心配でした
でも  笑顔で会釈できてヨカッタ....

笑顔な訳はここを 出られた嬉しさに他ありませんが...

※注 
 ここに泊まっていたのは 3組だったようです
 主人曰く 宿はお金の出しようできまるもの それができなければそれなりなのさ..
 でも ここまで酷い?というほど お安くはありませんでした(涙)
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by rokuzyo38 | 2007-08-26 16:28 |

shoたろうも1年生
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