土筆の有平糖(あるへいとう)です。
とても良くできていますよね。
手作りなので同じ形の物はありません。
節は飴で接着されているので ものによっては ずれて歪だったりして。
「お茶会だとみな形が揃うようにするけど 曲がってるのが また味なんやで」
とおねぇさまに言われたけれど なるべく真っすぐを選んでしまう私。
左が麻のふきん。
糊を落として使います。
右は鳩居堂さんの一筆箋。
鳩居堂さんをはじめに教わったのは東京の方でしたけれど
京都がご本家だったのですね。
この文様は「源氏香」
香道で用いられる図です。
5つの香を聞き約束にそって線を引きます。
その形にはひとつひとつ源氏物語の各帖の名がついていて
最後にその名で答える..というものだそうです。
これはおねえさんが 最近おくってくれた手ぬぐいです。
京おどりで舞妓さんが客席へ放ってくれたものらしいです。
「富美珠」さんとサインがあります。
舞妓さんというのは..置屋さんといっていいのでしょうか?
居られるところで名前の上の部分が一緒なんだそうです。
それで 富美珠さんなら 「たまちゃん」
前回の 美絵菜さんなら 「なーちゃん」
というように 下の部分で呼ばれるのだそうです。
なんとも小粋なかんじですね。
そして もうひとつ頂いた物がこちら。
梅の花のUピンです。
金竹堂さんは祇園北側のお店。
(八坂神社に向かって左手を北側 右が南となります)
冬に主人と行ったときは つげの櫛を買ってきました。
ここにまた寄りたかったのだけど寄れずじまいでした。
桃色や赤だとあんまりですが紫だと
顔から遠く後ろ髪になら私でも使えそうで とっても嬉しいです。
以上 桜づくしの京都だったわりに ちなんだものがありませんが
京都の香りを載せてみました。
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by rokuzyo38
| 2011-04-11 13:26